【OLを捨てた独身女の人生観】待つのは、もうやめる。私たちが出した「自由」の終着点




ブログ「小手先だけの人生で十分です」を運営する、ゆきりんこと土屋由貴(32歳)と、「恋する旅ライター」としてフリーランスで生きる小林香織(36歳)が送る、独身女性ふたりの対談です。

前半戦「【都会で生きる独身女の恋愛観】男性よりも「人生」に恋してるかもしれない」は、こちらからどうぞ♡ 後半戦はより切り込んで、お互いの「結婚観」や「人生観」に迫ります。

結婚願望も育児願望も、正反対のふたり

かおり:ゆきりんって、いつまでに結婚したいとかあるんだっけ?

ゆき:私は好きな人はほしいけど、結婚願望はないよー。子供がほしいっていうのもない。付き合ってるなかで、「この人との子どもほしいな」って思う瞬間はあるけど、女だから産まなきゃみたいなのはないなぁ。10カ月も赤ちゃんがお腹にいるって考えたら、かなりの生みたい欲求がないとしんどいなぁって。

かおり:私も女だから産まなきゃっていうのはないけど、結婚も子育てもしたい。妊婦期間は楽しいだけじゃないだろうけど、経験はしてみたいかも。お腹にいる10カ月間に自分の気持ちの変化が、すごいありそう。

ゆき:私、自分の面倒で精一杯だからなぁ(笑)。好きな男性にも、私の面倒だけを見てもらいたいし(笑)。

かおり:私も子どもが生まれても、彼には子どもより、私が一番でいてほしいかも。私の場合、子どもがほしい理由って、好奇心が一番強いんだよね。あんなに飽きない存在は、他にいないっていうか。好きな人とのDNAを残したいというより、子どもという存在をおもしろがりたいっていうか。人の子どもだと四六時中そばにいれないから、それなら自分の子どもがほしいなと思う。

ゆき:かおりんって、ドキドキ、ワクワクみたいな非日常を求めてるんだろうね。

かおり:そうだねー。でも子どもをつくるとなると命の責任を負うわけだから、その覚悟は持たなきゃと思うし、命の神秘みたいなものも感じる。それ以外は、好奇心。絶対楽しいと思う! 子育て。生きる意味も、より身にしみてくるだろうなって。今は、その好奇心を旅で満たしてる感じかなぁ。

ゆき:10月から、セブ行くんだもんね。

かおり:そうなの(くわしくは、こちらを参照ください♡)。海外で住んでみたい、英語を勉強したい、とかいろいろ理由はあるけど、とにかく今の環境をガラッと変えてみたかったんだよね。

時間や場所に縛られないのは「パラダイス」じゃない

インスタスポットになっている、お洒落な渋谷のカフェ「FLAMINGO」

ゆき:かおりんは自由を求めてフリーランスになって、幸せだけど、でも刺激がイマイチ足りない、みたいな?

かおり:自由すぎて、逆に拘束されたくなったっていうか(笑)。だから、授業の時間が決まってて、メリハリある生活ができる留学いいかもって。6週間って期間限定のところもいい。それが終わったら、家族っていうコミュニティをつくって、そのなかで制約をつくれば、ちょうどいいメリハリのある人生が送れそうだなーと思う。

ゆき:それって、自由あるあるかもね。OL時代はあんなに自由を求めてたのに、いざそれを手に入れたら、どっかで束縛されたくなるっていうか。そう思えるだけ一人を楽しんで、やりきったってことかもね。楽しみ尽くしてちょっと飽きたみたいな。そんなもんかもね。

かおり:拘束されないと、人間はこんなにも堕落するんだなって思い知らされたからね(笑)。

ゆき:全然堕落してないと思うけどね。仕事もちゃんとしてるし。私は今、仕事をしないで趣味を満喫する生活を半年以上送ってるけど、好きな時間に寝て、好きな時間に起きて、みたいな生活にまったく恐れを感じてないよ。

かおり:昼夜逆転したりすると、「こんな生活してる自分ってダメなやつ」みたいに、気持ちが落ちるっていうか。自分を律することができないことに、嫌気がさすっていうか。でも逆に、早寝早起きしただけで「私よくやった!」みたいにもなるけど(笑)。

ゆき:へぇ。じゃあ、セブに行ったら、いろいろ変わるだろうね。

かおり:起きなきゃ! 宿題しなきゃ! みたいなのが楽しみ。時間にも場所にも縛られない自由がほしかったけど、それってパラダイスじゃなかったんだなぁ。

ゆき:だとすると、どこが自由なんだろうね。自由ってなんなんだろうね。



流されるままじゃダメ。つくり出せることが「自由」

かおり:ただ時間や場所に縛られないってことが自由なんじゃなくて、他者との関係性を自分でつくり出して、育んでいける状態が自由なのかな。

ゆき:今、私たちってお金も時間もある程度、自由に使える状態だけど、つくり出すっていうより、流れてくるものをこなすみたいな感じかもね。

かおり:仕事では、ちょっとずつつくり出せてる実感はあるんだけどね。助け合って一緒にがんばろうって言い合える仲間も増えてきたし。ゆきりんとも、こうやって話してるだけで記事に残すことができたわけだし。

ゆき:ただ、恋愛に関しては楽しい時間は過ごせてても、相手と一緒につくり出せてる実感ってまだなくない? とくに私は未だに実家暮らしで、同棲したこともないから、恋愛において2人で何かをつくり出したことがないかもしれないなって。思い出をつくれたとしても、それを振り返るときは、すでに独り身に戻ってたりするわけで(笑)。なんか、自由の一つの定義にありそうだよね。「自分でつくる」っていうのが。

かおり:そうかも。今は人生を共につくっていくコミュニティがほしいなって思う。それはやっぱり、家族がいいなって。

ゆき:うん、そう考えると家族をつくるっていいね。自分から他者との濃い関係性をつくっていって、そこではじめて自由っていうか、自分らしさが生まれるみたいな。私は今、「この生き方が正しい!」って言いきれる自分自身の宗教心みたいなものがないから、そこを固めたいなと思う。今は何も生み出せてないけど、それを探している最中というか。

かおり:でも、ゆきりんは焦ったりはしてないんだよね? 「早く何するか決めなきゃ」みたいな。

ゆき:うん。好きなときに寝て、起きて、行きたい場所に行って、やりたいことをしてる今が幸せだからね。ヨガとかボイトレとか筋トレとかしてる。今まで働いてきたから余裕はあるし、そういう生活をする権利はあるかなーって。

かおり:海外とか行った?

ゆき:ちょいちょい行ってるよー。5月はセブに行ったし、9月はバリ島に行くよ。でも、それをオープンにはしてないね。セレブキャラにも、自慢キャラにもなりきれず、正真正銘の自己満足な生活をしています(笑)。

かおり:優雅だー(笑)。でも、ヨガとか体を動かすこともしてるんなら健康は維持できてるはずだし、ストレスもなくなりそう。

ゆき:ただね、何かをつくり出したい欲求はあるよ。何がしたいかは定まってないけど、今は文章を書くことぐらいしか思いつかないから、ブログを書いてる。

かおり:私は時間があれば、洋服をつくったりしたいなぁ。書くことは大好きっていうより、ずっと続けてても苦にならないから仕事にできているのかも。「もっと誰かを感動させるような文章を書きたい!」って気持ちも、自然と生まれてくるし。それにしても、半年以上も趣味とか好きなことだけやって生きてて、焦ったりしないゆきりん、すごいよ。

ゆき:そこは自分でも「才能かも」って思ってる(笑)。

恋愛観をゆるーく語ろうと思っていたら、予想に反してマジメな人生論に発展した、今回の対談。

いくつかの恋愛と、それなりに年齢を重ねた私たちは、自分が大切にしたいものが固まりつつあるような気がしました。

もちろん、これからの人生で思いもよらぬ荒波が押し寄せたり、魂が揺さぶられるような出会いがあったりして、価値観が180度ひっくり返ることもあるかもしれない。でも、「いまの自分が何を大事にしたいのか」ってことをいつでも心の真ん中に置いておくのは、たぶん幸せになるために必要なこと。

そして、成功にも幸せにも、きっと正解はない。自分の心にワガママに生きて、人生を楽しみ尽くしてしまえばいいのだと思います。私自身は、自分が心から楽しんでやっていることで誰かを幸せにできたら、それが一番の成功だと、勝手に信じています。

大好きなゆきりんとの対談、さいこーーに楽しかった♡ セブから帰ってきたら、またフリートークしたいなーと勝手に願っています。最後まで読んでいただき、ありがとうございましたっ♡




ABOUTこの記事をかいた人

1981年、埼玉県生まれ。2014年ライターデビュー。WEBメディアを中心に、【働き方、ライフスタイル、旅、恋愛、スポーツ】など幅広く執筆。 東京を拠点に、ときどき国内外を旅しながら旅と仕事を両立しています。2017年はトータル90日間、旅をしていました。 ブログや執筆記事の更新は、Facebookにて(フォロー大歓迎!!)、日常や旅写真は、Instagramにてお知らせ♡