2017年11月、私はバリ島にいました。旅行ではなく3週間滞在し、「バリ島で暮らしてみた」という感覚。ホテルに泊まってはいたものの、半分以上の時間を仕事に費やしていました。
その期間にいくつかコワーキングスペースを回ったので、その様子をレポートします! 今回は緑豊かで神秘的な街・ウブドにある「The Onion Collective」。ワーキングスペースは小規模ながらも、国際色豊かで注目のスポットです。
【特徴①】レストラン・宿泊施設・プール付き

The Onion Collectiveの敷地に足を踏み入れると、まず広々とした野外カフェが目に入ります。ここでは、ハンバーガーやパスタなどの食事メニューやデザート、スムージー、コーヒー、アルコールまで、たくさんのメニューが用意されています。
アジアの融合料理というコンセプトらしく、「餃子」もあるそうな。バリでは珍しくありませんが、ビーガンメニューも豊富。価格は観光者向けのカフェと同等で、安くはないです。

壁には、けっこう大きめの存在感あるヤモリがウヨウヨいるので、苦手な人はちょっと壁から離れたほうがいいかもしれません。
カフェの奥にはこじんまりとしたプールが。

高級リゾートのプールとまではいかないけど、周囲が緑に囲まれていて軽くリフレッシュするには最敵です。
働く場所にプールがあるって、いいですよね〜! アイディアが煮詰まったら、ちょっと泳いで脳を活性化させたりして。そんでもって、そのままプールサイドで執筆したりしてね。
さらに、The Onion Collectiveには宿泊施設まで備わっています。

Airbnbより引用
お部屋は、この写真のようにゆったりとしたプライベートルームから、小さめの個室、ドミトリー(男女混合・女性専用)など、いくつかのタイプに分かれています。
宿泊情報はAirbnbに掲載されていて、ドミトリーは1,500〜2,000円/泊。一番高いプライベートルームでも、4,300円/泊ほどなので、ウブドではお手頃価格だと思います。
口コミを読むと評価が分かれるので、サービスは価格相応なんじゃないかと。私は宿泊していませんが、この雰囲気だと、カエルとかアリとか(たまにGとか)出そう(ヤモリは他のホテルでもいます)。
【特徴②】コワーキングスペースは寄付制

私のような旅人ノマドワーカーにおすすめしたいのが、The Onion Collectiveのコワーキングスペース! あまり広さはありませんが、設計がゆったりしているので使いやすそう(残念ながら、今回私は使用せず見学だけでした)。
真っ白い壁とナチュラルテイストのデスクやソファが、マッチしていますよね♪

階段を上った2階にもいくつか席があります。目の前が空間になっているので、アイディア出しやイメージを湧かせたいときに良さそう。イスもひじ置き付きのしっかりしたタイプ。
Wi-Fiの速度は確かめられなかったんですが、このコワーキングスペースを日常的に使用している日本人の方に聞いたら「使いやすい」とのことだったので、おそらく問題ない速度かと思われます。
このコワーキングスペース何がすごいって、使用料が寄付制なんです! いくら払うかは使用者に委ねられているので、そのときのお財布事情によって柔軟に調整できるのだとか。予算が限られている旅人ノマドでも使えるのはありがたいですよね。

この写真は、コワーキングスペースの入り口を出たところから撮影したもの。視界すべてが緑で埋め尽くされるほどの大自然です。生で見ると、ちょっとしたジャングルみたいw 空気がおいしい分、ハンパなく虫が出るでしょうね……。
【特徴③】多国籍のノマドワーカーと出会える
さきほどの写真を見ていただいてもわかるとおり、The Onion Collectiveはとても国際色豊か。アジアのみならず欧米やオーストラリア人、その他の国の人もいる模様。

パソコンを使ってワークしている人がほとんどですが、手前の女性たちは食事を楽しんでいました。ソファでは、他の利用者の方とコミュニケーションが取れそうですよね。
完全にワークスペースだけだとどうしても会話が生まれづらいので、こういう場所があるのは嬉しいところ。
【補足情報】週1でヨガクラスあり

The Onion Collectiveの公式HPより
私はその場を見たわけではありませんが、HPによれば週1で「ヨガクラス」を開講しているそう。
緑たっぷりの開放的な空間でのヨガは、清々しくて気持ちよさそうっ! ウブドは世界中からヨギー(ヨガをする人たち)が集まる都市として有名なので、タイミングが合えば一緒にヨガを体験してみてはいかがですか?
外国人の人たちと交流もできるかも。
「The Onion Collective」の場所&地図
最後に、The Onion Collectiveの場所をお伝えします。立地的にはお土産屋さんやホテル、おしゃれなカフェなどが立ち並ぶ、いわゆる観光地です。コンビニやスーパーマーケットに薬局もあります。

「モンキーフォレスト」で見つけた親子猿
観光地として変わらぬ人気を誇る「モンキーフォレスト」も歩いて行ける距離です。モンキーフォレスト近辺では、日本ではなかなかお目にかかれない、ものすごい迫力の木々たちとも出会えます。
コワーキングスペースで仕事して飽きたら、ショッピングやお散歩に出かけるのも楽チン。
デジタルノマドワーカーのみなさま、バリ島を訪れた際は、The Onion Collectiveに立ち寄ってみては?
<The Onion Collectiveの地図はこちら>
料金:寄附制
オープン時間:月曜〜金曜 8:00〜20:00
住所:Jl. Raya Pengosekan Ubud, Ubud, Kabupaten Gianyar, Bali 80571, Indonesia
電話番号:+62 3614792252
公式HP:https://theonionco.com/
※2018年1月現在の情報です。