【バリ島】女子旅・カップル旅行にオススメの観光スポット10選




かおり
旅と仕事を両立しながら生きている海外ノマドのフリーライター小林香織です

 

私の好きな観光地のひとつがインドネシアのバリ島。2017年11月に初めて訪れ、3週間の仮暮らしをしてました。

そのなかで「初めての方に心からオススメしたい!」「女子旅・カップル旅・新婚旅行にピッタリ!」と感じたフォトジェニックな観光スポットを10個ピックアップしました。これからバリを訪れるなら、ぜひ一度チェックしてみてくださいね♡

バリ島一の繁華街・クタの「レギャン通り」

バリの国際空港から30分ほどで到着する「レギャン通り」。バリ島一の繁華街と言われていて、お土産屋さんにマッサージ店、レストラン、カフェ、タトゥーショップ、マーケット、ホテル、クラブなど、ありとあらゆるお店が軒を連ねています。レギャンビーチもあり、サーファーが集まります。

アジア人もいますが、どこもかしこもオーストラリアからの観光客だらけ! 彼らは1カ月ほどのロングバカンスを家族や恋人と楽しむそう♪ 日本人もそれぐらい思いきって休めばいいのにね〜。

日本で言うと原宿や渋谷のような人通りの多さです。バリに来たなら一度は訪れてみてほしい場所。

た・だ・し、夜遊びは注意が必要です。私は地元に住んでいる方に案内してもらったのですが、それでも危険な目に遭いました。現地人の若者集団の1人からすれ違いざまにチカンされた〜〜!!(怒)

クラブ。めっちゃ派手

近距離ですれ違ったときにお尻を触られて「ハ!?」と思って振り返ったら、そいつヘラヘラ笑ってました。なんとか怒りをこらえたものの、ホントは飛び蹴りを食らわせてやりたかったです。女性のみなさん、くれぐれもご注意を!!

水着も洋服も雑貨もカラフルなデザインが多い

さらに「葉っぱあるよ」と声をかけてくる男性たちにも、断固として無視を貫いてくださいね。夜のレギャン通りを歩いていると「麻薬」「葉っぱ」などと日本語で声をかけてくる現地人が大勢います。私は1時間のうちに30回ほど声かけられました……。

暗くなったらレギャン通りの1人歩きは危険かもしれません。1人なら明るいうちに行くことをオススメします。

<レギャン通りの地図>
大体このあたり。タクシーの運転手さんに「レギャンストリート」と言えば確実に通じます。

フォトジェニック天国「チャングー」

バリにくわしい人に「フォトジェニックなカフェやお店が多い場所ってどこですか?」と聞いて、返ってきた地名のひとつが「チャングー」でした。

調べてみたら、ビーチやおしゃれカフェ、センスのいい雑貨ショップなどが集まっているもよう! 早速行ってきましたよ〜♪

雨季なのでお天気がイマイチでしたが、とにかく絵になる場所のオンパレード。アーティストのMV撮影に使えそうな壁やストリート、お店のインテリアばかりで、ずーっとシャッターを切りっぱなし。

チャングーで見つけた私のお気に入りのカフェ「MONTAGU」。Wi-Fiはもちろん、端っこの席は電源も完備。

身体にやさしいオーガニック系のメニューが多めでした。バリのおしゃれカフェには、オーガニック系のメニューが必ずと言っていいほどあるんです(オージーの観光客が多いから)。

健康や美容にはいいかもしれないけど、正直あまり美味しくないので、私は普通のメニューのほうが好きです(笑)。

チャングーのビーチ。サーファーが集まる

そしてチャングーに行く際に気をつけてほしいのが、帰りのタクシー。チャングーには流しのタクシーがほとんど走っていなくて、お店やホテルで手配はできるものの通常の倍以上の価格です。バイクや車をレンタルして行くのが一番いいと思いますが、足がない人はタクシー代がやや高くなるのは覚悟してください。

私はたまたま流しのタクシーを見つけて、ギリギリまで価格交渉しました(確かデンパサールまでで1,800円ぐらい)。まぁ、日本に比べるとタクシー代はだいぶ安いんですが、何度も利用するとけっこう高くつくんですよね。

センスのいい洋服や雑貨ショップもいっぱい

観光がメイン産業なので基本的にバリ人はやさしいんですが、交渉の度が過ぎると怒ってしまう可能性もあるので、ご注意を!

<チャングーエリアの地図>

買い物がオススメのおしゃれタウン「スミニャック」

チャングーに加えて、バリでもうひとつおすすめされたオシャレ地区が「スミニャック」でした。チャングーに比べると洋服や雑貨ショップが多い印象だったので、お買い物にはピッタリだと思います。

こちらはインテリアが凝ってる水着ショップ。カラフルでバリのビーチで着たらすごいかわいいと思うけど、お値段は張ります(*_*)

他にもセンスは良いけど価格が高いお店が多かった気がします。日本と変わらないぐらいの価格でした。予算があればいいですが、物価の安さを期待して行くと期待はずれになるかもしれません。

でも、オシャレ女子のみなさんには一度行ってみてほしいスポット! カップル旅や女子旅でぜひ♪

<スミニャックエリアの地図>

SNS映え必至の世界遺産!テガラランの「ライステラス」

「バリと言えばココ!」というぐらい有名なのが、テガラランのライステラス。世界遺産にも登録されている人気スポットなので、各国から観光客が押し寄せます。

とはいえ繁忙期でなければ超満員ということはなく、レストランも予約なしで良い席に座れるし、ゆっくり写真撮影もできます。

上から見下ろすライステラスは迫力があって、SNS映え必至です。バリに来たんだな〜という感じ。ブランコなど各所に撮影スポットが設けられているので、ぜひ心ゆくまで写真撮影を楽しんでくださいね〜! 雨が降っていてもキレイな緑色の背景になると思います。

私の一番のオススメは、アルプスの少女ハイジになれる絶叫ブランコ。こちらは別記事にまとめているので、よろしければ以下からご覧ください! とても清々しくて爽快ですよ!(ちょっと怖いけどw)

バリ島・ライステラスで絶叫!リアルハイジになれるブランコ

ライステラスは個人で行くのはちょっと大変なので、ガイド付きの日帰りツアーなどを利用すると良いかもしれません。

<ライステラスの地図>

野生の猿と戯れる「モンキーフォレスト」

ウブドの有名観光スポット「モンキーフォレスト」の森林

モンキーフォレストって、聞いたことありますか? バリ島の山に近いウブドという地区で有名な観光スポットです。私も存在は知っていたものの、実は行くのを避けていたんです。

なぜなら、猿が凶暴で噛まれることもあると聞いたから。

猿に噛まれると狂犬病予防の注射を打つ必要があったり、けっこう大変……なので、どうしようかな〜と思っていたのですが、「森林がすばらしいから見たほうがいいよ」と現地の方から助言をいただき、やっぱり観ることにしました。

で、行ってみたら、天高くそびえる雄大な木々に圧倒!!! 猿は確かに凶暴なんですが、近づきすぎなければ大丈夫でした(近づくと威嚇してくる猿もいます)。現地ではバナナが売られていて、それを買って猿にあげると肩や頭に猿が乗ってきて、記念写真が撮影できます。

やってみたい気持ちはあったものの噛まれたら怖いので、今回はやめておきました。勇気ある方はトライしてみてくださ〜い!

1点注意事項として、その辺にバッグを置くと、すぐに猿が駆け寄ってきてカバンに手を突っ込みます……(+_+)カバンは手放しちゃダメ。気をつけてくださいね!!

子連れの親子猿もたくさんいて、めちゃくちゃかわいかった〜♡ この野生の猿たちの姿も普段はなかなか見られないし貴重です。すっごく見応えありますよ!

<モンキーフォレストの地図>

 

これぞリゾート!「レンボンガン島」散策

バリ島の港から船で30分ほどで到着するレンボンガン島にも行きました。こちらは、取材を兼ねてタビナカさんのツアーを利用。タビナカさんは日本語が話せるガイドさんを採用しているうえに、アレンジも聞いてくれるので超オススメなんです。

日帰りのレンボンガン島ツアーではマングローブでのSUP体験、シュノーケリング、海が見下ろせるレストランでの食事、観光スポットめぐりなど、盛りだくさんの体験ができます。

ハネムーンで来ているカップルさんもいて、めちゃくちゃ盛り上がってましたよ〜! 思い出に残る写真もたくさん撮影できます。

ジャングルみたいなマングローブを見ながらのSUPはかなり楽しい♪ 運動オンチな私でもすぐ立てたので、きっと初めての人でも立てると思います。

写真提供:タビナカ

シュノーケリングもライフジャケットを着用できるので泳げなくても問題なし♪ マーメイド気分にひたりながら、海中散歩ができます。

お魚のエサをもらえるんですが、エサをまくとものすっごい勢いで魚たちが近寄ってきます。指に触れるぐらい。初めての経験で感動! ぜひやってみてほしいです。

さらに、開放感バツグンのレストランでの食事(しかも美味しい)や「悪魔の涙」と呼ばれる絶景スポットに、インスタに載せたくなるようなブランコまで。

私たちのときは人数が少なくてバイク移動だったので、爽やかな風を浴びながら颯爽と道を走るのが気持ちよかった〜! 残念ながら、現在タビナカさんは名前がFunに変わり、まったく同じツアーは提供されていないようです。VELTRAさんなどで、類似のツアーを探してみてください!

 

<レンボンガン島の地図>

バリ伝統の「ケチャックダンス」鑑賞

バリといえば伝統的なダンス鑑賞は外せない! ということで地元の方に教えてもらったのが、「トレナ ジェンガラ」というグループのケチャダンス。ちょうどウブドに滞在していたので、このグループのダンスを観に行って来ました。

鑑賞代金は75,000ルピア(約600円)。この日はとくに混み合うこともなく、落ち着いて鑑賞できました。

楽器などを使わず、男性ダンサーの「ケチャケチャ」という歌声と手拍子に合わせて、ダンスが繰り広げられます。この「ケチャ」っていう響きがやたらと耳に残る(笑)。ケチャってどういう意味なんだろう……。

正直ストーリーはよくわからなかったのですが、踊りのレベルが高いので、動きを観ているだけでも楽しめると思います。

なぜだかずっと怪訝な顔をして踊っている女性ダンサーさん(写真:右)がいて、やたらと惹きつけられました(笑)。

一番最後に披露される「炎の演出」はなかなかすごいので、最後までお見逃しなく!

<トレナ ジェンガラ 公演詳細>
会場:パダンテガル カジャ集会場
日時:毎週日曜、水曜、土曜日 19:00〜20:30
演目:ケチャ・ファイアー&トランスダンス

<カジャ集会場の地図>
※念のため、現地の方に間違いがないか確認をお願いします。

お好みの布でオーダーメイドの洋服づくり

実は私が全力でオススメしたいのが、こちら。オーダーメイドでの洋服づくりです。

ウブドにある1店舗で1度つくっただけなので、他の店舗の値段やクオリティはわからないのですが、ウブドの「MANIK BALI」というショップは「布が種類豊富でかわいい」「安い」「早い」「クオリティ良し」と、文句なしの優良店でした。

こんな感じのバリらしいカラフルな布をつかった洋服や雑貨が販売されています。価格は2,000〜5,000円ぐらい。

お店には数十種類の布が積まれていて、「オーダーメイドできますか?」と聞いたら「OK」とのこと。「明日までにできる?」と交渉したら、ちょっと悩みつつOKしてくれました♪

私はラクダ柄の布を使ってロングスカートをオーダーメイドでつくってもらいました。しっかり採寸もしてくれて、裏地も付いて390,000ルピア(約3,060円)。サイズもジャストサイズでした〜! 超満足!! 店員さんも親切でナイス♪(英語がちゃんと通じます) 春夏はめっちゃ活躍すると思います。

その他に南国ムード満点のワンピースも購入。こちらは元々できていた洋服を買いました。確かこれは3,500円ぐらいだったはず。バリでは着る機会がなく、日本に帰って来たら真冬なのでまだ着られずウズウズ(笑)。早く夏になれ〜〜!!

バリでしか買えない布を使ったオーダーメイドの洋服づくり。めちゃくちゃオススメです!!!!!

<MANIK BALIの地図>
※他にも数店舗あるので、一番行きやすい場所を探してみてください。

バリ島の伝統衣装を着て写真撮影

女子旅やカップル旅の思い出にオススメしたいのが、現地の民族衣装を着ての写真撮影! 私は1人でやりましたが、ポーズを決めてバシャバシャ撮影してくれるのでモデルになった気分を味わえますよ(笑)。

お願いしたのは現地のツアー会社「Tunjung Blue(トゥンジュン・ブルー)」。ウブド市内なら送迎もOK! 民族衣装撮影は衣装レンタルに着付け・ヘアメイクも込み。

写真撮影はプロカメラマン有・無、オリジナルフォトフレーム有・無などのプランが選べます。価格は300,000ルピア(約2,360円)〜。

さらに、画像編集や出張撮影などのオプションもあり。私はオプションの【バリダンスレッスン】と【カメラマン撮影あり】を組み合わせた500,000ルピア(約3,900円)のコースでお願いしました。

まずは約1時間のバリダンスレッスンから。布を巻いてもらい、バリの伝統舞踊の基本の踊りを習います。

先程のケチャダンスで披露されていたようなポーズをひととおり練習。普段しない動きなので違和感あり(笑)。身体もけっこう疲れます。じんわり汗がにじむぐらいの運動量。

けっこうな中腰具合じゃないですか? ダンサーさんは涼しい顔で踊ってるけど、実はめっちゃ足がプルプル……。

実は”目線”もバリ舞踊では重要な要素。この1時間でわりと体力を消耗しますが、このレッスンを受けておくと撮影の際に上手にポーズがとれますよ♡

レッスン終了後は好みの衣装を選び、着付け、メイクをしてもらいます。メイク道具はキレイとは言えないので、気になる方はアイシャドウを塗るチップやリップを塗るブラシは持参したほうが良いかもしれません。

撮影は天候にもよりますが、雨が降っていなければ野外で行います。着付けをする場所のすぐそばに、いかにもバリらしい雰囲気の場所があるので、ロケーションに関しては満足できるかなと思います。

ここで一番テンションが上がったのが、バリ人のカメラマンが超絶イケメンだったこと! ただ彼の写真を撮影するのを失念しました。ごめんなさいぃ。実はバリ旅での一番の後悔はこれかもしれない(笑)。

彫刻のような美しい顔をして、スリムな腰にブラックの布を撒いた「スナフキン」のような出で立ちの彼は、今回のバリ滞在で出会ったなかで群を抜いてイケメンでした。

そんな彼に撮影してもらった写真がこちら♪

イケメンカメラマンの腕は、正直そこそこだった気がします(笑)。ただあまりにイケメンなので、もう出会えたことで良しとする(なぜ写真を撮らなかったんだ、私)。

ロケーションを変えつつ50枚ぐらい撮影してもらい、気に入ったのは10枚ほど。撮影時間は40分ほどだったと思います。もう少し粘って撮影してもらうことはできそうでした。

ウブドのハイセンスな洋服・雑貨屋めぐり

最後はウブドでのショッピング。クタやチャングー、スミニャックでもお買い物を十分楽しめるんですが、個人的に一番興奮したのがウブドでのショッピングです。モンキーフォレストの近辺に、たくさんのお店が並んでいて歩いて回れます。

カラフルだけどただ派手なだけじゃなく凝ったデザインに、丁寧なつくりで思わず「かわいい〜!」を連発。観光客向けのショップなので、お値段はやや高め。今回はあまり予算がなく手荷物にも余裕がなかったので、泣く泣くあきらめたアイテムも多数……。

今回ウブドで購入したのはこちら。パーティーやちょっとしたお出かけに使えるポシェット。350,000ルピア(約2,750円)。めちゃくちゃ悩んだ末に、このデザインにしました。ブランド名は「Mimpi Mannis」です。

他にもポーチやサンダル、洋服など超絶かわいいデザインのものばっかりで、お店に1時間近く居座ってしまったほど(笑)。お土産にも喜ばれそう。カバンやベルト、お財布なども日本より安くてイケてるものがそろっています。予算があれば買い占めたかったなぁ……。

お土産屋さんもいくつかあり、友達用にココナッツオイルを買いました。確か小瓶で150円ぐらい。交渉すればもっと安くなるかもしれません。

1〜2時間の観光でも楽しめると思いますが、じっくり悔いなく買い物を満喫したいなら半日は見ておくと良さそう。モンキーフォレスト→買い物→ケチャダンス鑑賞で1日費やせば、気になったショップをゆっくり見れる余裕があるかなという感じ。疲れたら合間にマッサージをしてもいいですね♪

ウブドにあるキレイめの雑貨・洋服屋さんは観光客ターゲットでクオリティも高いので、おそらく値段交渉は厳しい気がします。市場などでは値札が付いてなくて交渉必須なので、英語やジェスチャーを駆使して交渉しましょう。

以上、初めてのバリ島旅行にオススメしたいスポットのご紹介でした〜!! みなさんの旅行が最高の思い出になりますように♡




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【フリーライター/北欧イノベーション研究家】1981年、埼玉県生まれ。「自由なライフスタイル」に憧れて、2016年にOLからフリーライターへ。【イノベーション、キャリア、海外文化】などの記事を執筆。2020年に拠点を北欧に移し、デンマークに6ヵ月、フィンランド・ヘルシンキに約1年長期滞在。現地スタートアップやカンファレンスを多数取材しました。2022年3月より東京拠点に戻しつつ、北欧イノベーションの研究を継続しています。