ノマド天国【タイ・バンコク】おすすめコワーキングスペース5選




かおり
フリーライター6年目、国内外でノマドワーカーとして生きている小林香織です

 

2019年3月〜4月まで、タイ・バンコクに滞在していた私は、バンコク市内のさまざまなコワーキングスペースを回りました。バンコクのコワーキングスペースは総じてレベルが高め!

それぞれの居心地・料金・場所等の詳細情報を端的にまとめてみたので、「バンコクノマドワーカー」のみなさんに参考にしていただけると嬉しいです。

※円の表記は、2019年7月1日現在のレートで計算した概算です。

【プロンポン】年間利用4,200円と爆安「AIS DC」

AIS DCの画像

バンコクノマドの中では「神コワーキング」と呼ばれるAIS DC(AIS Design Center)。なぜなら使用料金が爆安だから。1年間使い放題で、約4,200円! これは日本ではありえない!

AIS DCの画像

こんな感じで、窓際の席は開放感たっぷり! バンコクがいかに都会かがおわかりいただけるでしょう。

みなさんが高評価している通り、決してコスパは悪くないです。ただ飲み物は持ち込まないといけないし、他にも居心地の良いカフェがいくらでもあるので、私はあえてここを使わなくても良いかなと思いました。

【メリット】
・年間の使用料金がありえないほど安い
・プロンポン駅直結でアクセスが良い
・デパートにフードコートやレストランがあり、飲食に困らない
・何か必要なものがあればデパート内で買える
・土日祝日もオープンしている

【デメリット】
・イスが固くて長時間利用は厳しい
・混雑していて、席を確保するのが難しい場合がある
・館内が寒い

■名称:AIS D.C.
■住所:622 The Emporium 5th Floor, Sukhumvit Rd, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok
■アクセス:BTSプロンポン駅直結。高級デパート「Emporium(エンポリアム)」の5F
■TEL:+66 2 029 2299
■営業時間:10:30-21:00 年中無休
■料金:ワンデーパス 150バーツ(530円)、年間パス 1,200バーツ(4,260円)
■公式サイト:https://aisdc.ais.co.th/home/

【プロンポン】ホテル併設の「Oneday Hostel & Forward Coworking Space」

Oneday Hostel & Forward Coworking Spaceの画像

オシャレな内装のホテル「Oneday Hostel」に併設された小規模なコワーキングスペース。宿泊者はもちろん、それ以外の人でも気軽に利用できます。

Oneday Hostel & Forward Coworking Spaceの画像

静かに淡々と仕事をしたい人に向いている場所だと感じました。すぐ隣にオシャレなカフェがあって、そちらにもWi-Fiがあるので作業可能です。(ただし食事は微妙でした…笑)

【メリット】
・落ち着いた雰囲気で仕事がはかどりやすい
・24時間365日営業
・広々と机を使える
・無料のスナックや飲み物がある

【デメリット】
・利用料金がやや高め
・内装が無機質で、閉鎖的な雰囲気がある

■名称:Oneday Hostel & Forward Coworking Space
■住所:51 Sukhumvit Soi 26, Khlong Tan, Khlong Toei, Bangkok, 10110, Thailand
■アクセス:BTSプロンポン駅から、徒歩約12分
■TEL:+66 0 2108 8855
■営業時間:24時間営業 年中無休
■料金:3時間 180バーツ(約640円)、9時間 270バーツ(960円)、15時間 350バーツ(1,240円)、ウィークリー 1,200バーツ(4,260円)、マンスリー 3,800バーツ
■公式サイト:http://onedaybkk.com/forward_coworking_space.html





【アソーク】アーティスティックな「The Company Bangkok」

The Company Bangkokの画像

https://www.facebook.com/TheCompanyBangkokより

日本の福岡やフィリピンのセブ島、ハワイやシンガポールなど、グローバルに展開するコワーキングスペース。どのコワーキングにもアートが置かれていて、内装が洗練されている特徴があります。

私はセブ島にあるコワーキングスペースしか使ったことがありませんが、気持ちよく作業できるハイセンスな空間でした。

【メリット】
・内装がアーティスティック
・日本人経営でサポートがきめ細やか
・日本人と出会いやすい
・定期契約をすると各地の拠点が利用可能
・イベントが多数行われている

【デメリット】
・料金はやや高め
・ドロップインやフリープランだと、平日9時〜19時の利用のみ

■名称:The Company Bangkok
■住所:23F. GMM Grammy Place, 50 Soi Sukhumvit 21, Khwaeng Khlong Toei Nuea, Khet Watthana, Krung Thep Maha Nakhon 10110, Thailand
■アクセス:BTSアソーク駅から、徒歩約10分
■TEL:+66 0 2 116 7924
■営業時間:24時間営業 年中無休
■料金:1時間 無料、ワンデー 250バーツ(880円)、フリー席マンスリー 1,400バーツ(14,140円)
■公式サイト:https://thecompany.jp/multi-location/bangkok/

【ナショナルスタジアム】24時間営業&お昼寝できる「Nap Lab」

※3月28日追記。公式Facebookページを見たところ、内装が改装されたようです!

Nap Labの画像

「お昼寝」をコンセプトにしたユニークなコワーキングスペース。1日利用したところ居心地はとても良かったです。

Nap Labの画像

ただ、地元の中学生がたくさんいて、わりと騒がしい雰囲気なので、ひたすら集中して黙々と作業したい人は合わないかも? まったりできるスペースが充実しているので、気分を切り替えながら仕事をしやすいのですが、お昼寝スペースは激戦区でなかなか空きが出ませんでした…

【メリット】
・まったりできるお昼寝スペースがある
・卓球台やテレビゲームがある
・遊びゴコロを感じる設計
・イスが柔らかくて座り心地が良い
・24時間営業でシャワー付き(住めるw)
・カフェが併設されている
・価格が高すぎない

【デメリット】
・地元の中学生が遊び場を占領していることがある
・騒がしい雰囲気でやや集中しづらい

■名称:Nap Lab
■住所:759 ซอย จุฬาฯ 6 Khwaeng Wang Mai, Khet Pathum Wan, Krung Thep Maha Nakhon 10330
■アクセス:BTSナショナルスタジアム駅から、徒歩約10分
■TEL:+66 95 951 9523
■営業時間:24時間営業 年中無休
■料金:4時間 150バーツ(530円)、12時間 245バーツ(870円)、24時間 345バーツ(1,220円)、1ヶ月 3,500バーツ(12,380円)
■公式サイト:https://www.facebook.com/NapLab-Chula-808498162583752/

Nap Labは別記事で詳細をご紹介しているので、気になる方はご覧ください!

【タイ・バンコク】お昼寝できる!遊べる!コワーキングスペース「Nap Lab」

【プルンチット】巨大な本屋の一角「OPEN HOUSE」

OPEN HOUSEの画像

高級デパートの中にあり、開放感のある内装で気持ちよく作業できるコワーキングスペース。

OPEN HOUSEの画像

大きな窓からバンコクの街並みを一望できます。リラックスした雰囲気で仕事ができました。

OPEN HOUSEの画像

巨大な本屋さんの一角にあるので、こちらに来たら、ぜひ本屋にも立ち寄ってみてください。内装も凝っていて、眺めているだけで楽しい〜!

【メリット】
■駅直結のデパート内でアクセスが良い
■カフェが併設されている
■周囲にレストランやカフェが充実している
■開放感のある内装で気持ちが良い

【デメリット】
■利用料金が高め
■席数が少ない

■名称:OPEN HOUSE
■住所:Level 6, Central Embassy, 1031 Ploenchit Road, Pathumwan,
■アクセス:BTSプルンチット駅からスカイウォークで直結、徒歩約5分
■TEL:+66 2 119 7777
■営業時間:月〜木 10:00〜22:00 / 金〜日 10:00〜0:00
■料金:ワンデー 350バーツ(1,240円)、マンスリー 8,500バーツ(30,030円)
■公式サイト:https://www.facebook.com/openhouse.ce/?ref=page_internal

それぞれ利便性や利用料金の違いがあるものの、バンコクのコワーキングスペースは基本的に居心地が良い場所ばかり。Wi-Fiの速度も十分に早いし、周辺環境も悪くなかったです。ぜひ、気になったところに足を運んでみてください!




ABOUTこの記事をかいた人

【フリーライター/北欧イノベーション研究家】1981年、埼玉県生まれ。「自由なライフスタイル」に憧れて、2016年にOLからフリーライターへ。【イノベーション、キャリア、海外文化】などの記事を執筆。2020年に拠点を北欧に移し、デンマークに6ヵ月、フィンランド・ヘルシンキに約1年長期滞在。現地スタートアップやカンファレンスを多数取材しました。2022年3月より東京拠点に戻しつつ、北欧イノベーションの研究を継続しています。