SNSとかブログとか、今や誰もが簡単に世界中に発信できるようになり、顔出しをしなくてもスターになれるすばらしい時代になりました。そう、すばらしいことなんだけど、「これだけWEBで発信している人が増えたら、どうやって目立てばいいかわからない!」という悩みがあるかもしれません。
私だってそうです。尖った感性を持った人なんていくらでもいるし、ある分野に関する知識が飛び抜けている人もいる。一体どうやって太刀打ちすればいいんだ!?
そこで、2018年3月26日に開催された、ヨッピーさんとゆうこすさんが登壇されたイベント「ウェブでこしらえるセカンドキャリアの話」に参加してきました。お2人ともWEBの分野で目立っている注目人物。ということで、イベントで学んだことを記しておきます。
ターゲットを絞ってコアなファンをつかめ
これは、ゆうこすさんがTwitterを使って実践したこと。元HKB48のメンバーであり、ある程度の男性ファンが付いていたゆうこすさんですが、自分が何をしたいか考えた結果、「ぶりっこがしたい」という気持ちに行きつき、ターゲットを女性に変えたそうです。
これは男性に向けてぶりっこをアピールするのではなく、「ぶりっこしたいけど勇気がなくてできない」とか「ぶりっこしたら同性に嫌われた」という女性に向けて、共感を呼ぶ発信にするということ。
今までと方向性は真逆だけど、本当に好きなことを狭いターゲット層に発信していったら、あれよあれよという間にフォロワーが増えたらしい。(2018年4月現在、23万人超え)ただ、彼女の場合、裏側の数字もめっちゃ見て分析しているらしいので、その努力も必要なのだと思います。
確かにTwitterの写真を見ると、ちょっとイラっとする表情が多い(笑)。これこそまさにぶりっこ。好きな人にはグサっと刺さるんでしょう。
私は初めて生でゆうこすさんにお目にかかりましたが、たまにぶりっこが出るものの、基本的には早口で頭が良いんだろうなぁと思いました。
行動するときは2つの基準を持て
これは、ヨッピーさんのお話。何か行動を起こすときは、以下の基準を持ったほうがいいとのこと。
1、新しい人との出会いがあるか
2、お金が稼げるか
たとえば、「1人で映画を観る」だと誰とも出会わないし稼げないけど、「映画同好会をつくる」「映画のレビューをブログで書く」だと、人との出会いや稼ぎが見込めるという感じ。
たぶん、この2つの基準が満たせないと、自分自身のキャリアにはならないですしね。逆に何か好きなこととかやりたいことがあるなら黙々と1人でやるより、発信したり、誰かと一緒にやるほうが「得」になる時代なんでしょう。
グチを言いたいときはネタにしろ
こちらも、ヨッピーさんのお話から。人間だから疲れているときや嫌なことがあったら、ついつい愚痴りたくなりますよね〜。
でもSNSでキャリアをつくりたければ、内面をさらけ出す場所じゃなくてコンテンツとして捉え、投稿で自分のイメージをコントロールするしかない。
ただ、「グチでもコンテンツにすればOK」というのがヨッピーさんの考えで、グチをつらつらと書いた最後に「〜っておばあちゃんが言ってました」とか「〜って隣の小学生が言ってました」とか一言加えれば、クスって笑ってもらえるらしい。
ちなみに、ゆうこすさんは「グチは絶対書いちゃダメってことじゃないけど、最後はポジティブなコメントで締めればいいと思います。ネガティブな発言だけだと何も生まないから」と言ってました。
ひたすらしつこくやり続ける
これは、お2人の言葉から。ここは私も激しく共感。
もう有無を言わさずやり続けた人が最終的に結果を出せるのだと思います。もちろんテクニック的なことも必要ですが、「続ける」ことって本当に難しい。
SNSでもブログでも、最初からものすごい反応が返ってきていた人なんていないわけで、反応がなくても、いいねが増えなくても、否定されることがあっても、モチベーションを落とさず淡々と繰り返すことが大事。
そのうち1人、2人と反応が増えていき、その反応をもとに試行錯誤して、さらに繰り返す。「そうやってしつこくやり続けた人が結果を出している気がする」とヨッピーさんが言っていました。
だから私も、まだまだPVが伸びていないブログでもコツコツ大事に育てているわけです。