まだ経験値が十分とはいえない私ですが、これまで多くのライターさんの活躍ぶりを見るなかで、「仕事が絶えない売れっ子ライターさんの共通点」を発見しました。
今回は、そんなお話です。
1本の軸がある
現代は「複数の強みの掛け合わせ」が個性になる時代と言われています。ただ、周囲の売れっ子さんたちを見ていると、まず1つの分野に集中しているように見えます。
たとえば以下のような方たちを参考に見てみましょう。
・カツセマサヒコさん:恋愛(妄想ツイート)
・朽木誠一郎さん:医療
・ヨッピーさん:おもしろ
いきなり複数の道を目指すよりは、まず1つに特化する。1つの分野である程度、知名度が広がったら裾野を広げているのが賢い売れっ子への道かもしれません。
ただし、1本集中しているかのように見せておいて、実は影で淡々と別のスキルも身に付けているかもしれません。まだ売れっ子じゃないけど、私もそうです。旅ライターの仕事に活かせる英語力を上げるため、本気で勉強しているし、まったく違うジャンルの記事も執筆します。
数字の実績を持っている

ライターの実績というと、「PV数」「シェア数」「(記事を通しての)申し込み数」「ファン数の増加」「執筆した雑誌や書籍の出荷数」などが主な目安かと思われます。
あとは、私も過去に何度か経験がありますが、「ヤフートピックス」や「スマートニュース」のトップに掲載されるのも名誉になります(PVが跳ね上がるから)。
ただ、1〜2度ではインパクトが薄いのも事実。私もかなり読まれた記事はあるのですが、認知度はまったく高くありません。
これはもう、ジワジワと責めていくしかないですね。書いて、数字を出して、SNS等で発信する。これを繰り返してフォロワーを獲得し、認知度を上げていく。
情報発信スキルが高い

上記からつながりますが、売れっ子さんたちを見ていると、記事で数字を出すだけでなく、情報発信のスキルも高いことがわかります。
「伝え方がうまい」「自分の魅せ方がうまい」「いやらしさを感じさせない」「好感度が高い」「普段はあまりガツガツしてない」「ここぞというときはガツガツ宣伝する」みたいな感じを受けます。
当たり前ですが、「読んでほしい人を特定していること」に加え、「読んだ人がどんな感情になるか」を考えて投稿しているから、結果として良い反応が返ってくるようになる。
たった数百文字程度のSNS投稿でも、気合を入れて書いた文章となんとなく書いた文章の違いは如実に現れます。(と言いつつ、私もなんとなく書いてしまうことがある。反省)
最近思うのは、FBに何気ない投稿をしずらいな〜ということ。だから若者を中心にFB離れが起こっているんですよね。とはいえ、FBのグループ機能やイベント機能、本名で登録している点などはとても魅力的な要素なので、引き続き続けていきます。
結局まとめると、「売れっ子さんもやるべきことを着実に積み上げてきただけ」ということです。やるべきことを定め、文句を言わずやり続ける。それができる人が売れっ子になれるのだろうと私は思います。